劇場版「艦これ」（ややネタバレあり - 腰原（弟）

2016/12/17 (Sat) 14:46:26

実はこちらの映画も観に行ってましたので感想を。

長野県内に上映館が１つしか無いため、車で１時間以上かけて行ってまいりましたよ。
そして今回は息子（小６）が何をトチ狂ったか「一緒に行きたい」と言い出しました。艦これの知識自体もろくにないくせに何を言っとるんじゃと思いましたが、この頼もしい若い芽を摘んではイカンと考え、連れて行きました（笑）。

今回の映画はＴＶアニメ版の続きという話だけは聞いていたので、とりあえず息子に
・主人公は吹雪ちゃん。仲良しの睦月ちゃんと夕立ちゃんがいる
・睦月ちゃんの親友如月ちゃんはＴＶ版で轟沈している
・みんな「運命」を変えようと努力している
・俺の嫁艦は加賀さんと瑞鶴、あと川内
といった基本情報だけをレクチャーしながら劇場に向かいました。

映画館につくと周りはいかにも「提督」と見受けられる方々ばかり。チケット売り場で「「艦これ」大人１枚子供１枚」と告げると、売り子のお姉さんにちょっと怪訝な顔をされました（笑）。

さて本編感想です。
ＴＶアニメ版はそのデキについて各方面から色々言われていたものですが（私は結構楽しんで見てましたが）、その不安を払拭する完成度でした。
ＴＶ版にあったぬるい日常パートはほぼ無く、シリアス一辺倒なのが良かったかな。
ストーリー的には、「艦これ世界」の根源設定に迫る秘密をガッツリ入れてきたなー、といった感じ。
とにかく戦闘シーンが格好良かったので大満足です。

以下個人的な見どころ。

・提督は全く出番なし。完全に女性キャラしか出てこない
・吹雪が「主人公」であった必然性が描かれる、そして主人公の謎パワー炸裂
・でも映画の実質的主人公は睦月と〇〇
・主人公３人組で夕立だけストーリー的には蚊帳の外、しかし戦闘では無双する
・加賀さんの過去に色々大変なことがあったことが暴露される。そりゃあんな性格にもなるわなー
・ＴＶで出番の無かった艦娘が続々登場、みんなかっこいい（ただし逆に出番のほぼ無くなった艦娘も・・・）
・ＴＶ版ではどちらかというとコメディ担当だった金剛四姉妹、特にその中でもダメ感のあった比叡が主力艦隊の旗艦に抜擢、かっこよく活躍
・大和の満を持しての全力出撃、砲撃の迫力が半端ない
・瑞鶴の事をゲーム内でもＴＶ版でも「五航戦」「あの子」「あなた」としか呼んでいなかった加賀さんが、あるシーンでついに・・・・
（正直俺はこのシーンだけでこの映画を観にきて良かったと思ったぜ！！！！！）

鑑賞後、息子の感想。
「全然ＴＶ版とか知らなかったけど（私から）基本情報を聞いていたから理解できたし迫力もあって面白かった。あと加賀さんかっこいい」
・・・うん、君は間違いなく俺の子だネ！！！（笑）